WEKO3
アイテム
紹介に用いるコンマ、コロン、ダッシュに見られる韻律特徴
https://meilib.repo.nii.ac.jp/records/98
https://meilib.repo.nii.ac.jp/records/98ce66e771-4aac-448c-b6a1-3d508e38ae01
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2012-09-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 紹介に用いるコンマ、コロン、ダッシュに見られる韻律特徴 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Prosodic Differences between Comma, Colon, and Dash to Introduce | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
市崎, 一章
× 市崎, 一章 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 146 | |||||
姓名 | ICHIZAKI, Kazuaki | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 事物を紹介する際に、英語ではcomma, semicolon, dashという句読記号が用いられるが、使用する記号は、その箇所でのポーズ長をはじめ、他の場所における諸韻律特徴に影響をもたらすのであろうか。その解明を口的として、英語の母語話者に、それぞれの記号を用いた英語文を発話してもらい、先行音節の最高ピッチ、先行音節の最大音圧、直前の音節の音調、記号の箇所のポーズ長、直後の音節の音調、後続音節の最高ピッチ、後続音節の最大音圧、記号の箇所のポーズ長を除いた他の音節の平均長を計測・比較した。その結果、ピッチに関しては、semicolonを用いた場合よりdashを用いた方が先行音節の最高ピッチがより高くなった。またonly+one+名詞という語連続においては、oneのピッチが他の項より高くなる傾向が現れた。音圧に関しては、記号の前後いずれにおいても有意差は生じず、使用する記号にかかわらず、話者は、適宜音圧を変化させながら、文全体を発話していることが判明した。音調については、いずれの記号の前後でも、下降調が圧倒的に好んで用いられた。記号の箇所におけるポーズ長については、commaの場合は最短となり、semicolonやdashとの間に有意差が認められた一方、semicolonとdashの問には有意差は認められなかった。他方、各文よりポーズ長を除き、一音節に要する平均発話時間を比較すると、commaを用いた文で最長となり、これもsemicolonやdashを用いた文との間に有意差が認められた一方、semicolonとdashを用いた文の音節間には有意差は認められなかった。つまり、commaの筒所のポーズ長とその文の音節長に関するこの相反する結果は、文レベルでの長さの補償の生起を示唆するものとなった。 | |||||
書誌情報 |
宮崎女子短期大学紀要 en : Bulletin of Miyazaki Women's Junior College 号 33, p. 1-9, 発行日 2007-03 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 宮崎女子短期大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 02898748 |