WEKO3
アイテム
英語学習が日本語母語話者の認知に与える影響: ボディーパーツの切り取り方をめぐって
https://meilib.repo.nii.ac.jp/records/721
https://meilib.repo.nii.ac.jp/records/7216a1c5286-522d-4f3c-81eb-03954cad0d32
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2019-03-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 英語学習が日本語母語話者の認知に与える影響: ボディーパーツの切り取り方をめぐって | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 第二言語習得 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 第二言語の母語への影響 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | マルチコンピテンス | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | バイリンガルの認知 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
村端, 佳子
× 村端, 佳子 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 1089 | |||||
姓名 | Murahata, Yoshiko | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究の目的は、日本語母語話者が第二言語としての英語を学ぶことで、日本語の使用や 認知になんらかの影響が見られるかどうかを、体の部位を表す言葉に関して調査すること である。近年第二言語の学習や使用が母語話者の言語の使用や認知に何らかの影響を与え ているという研究が多くなされている(Cook, 2002)。日本語を母語とする話者に関しても、 色彩(Athanasopoulos, Damjanovic, Krajciova, & Sasaki, 2011: Murahata, Murahata, & Murahata, 2017)、名詞の複数形(Cook, Iarossi, Stellakis, & Tokumaru, 2003; Murahata, 2012)、分類(Murahata, 2012)などに関する英語学習の影響が報告されている。 それでは日本語母語話者が英語を学ぶことで、体の部位の切り取り方になんらかの影響を 受けるのだろうか。例えば、日本語の「手」は英語の arm と hand の両方を、「足」は leg と foot の両方を指すことがある。また、英語の head には、日本語の「頭」「顔」「首」が、 back には「背中」「腰」が含まれる。二つの言語に見られるこのような差のために、二言語 使用者(バイリンガル)の言語使用や認知に単一言語話者(モノリンガル)とは異なる差が 見られれば、それはマルチ・コンピテンス(multi-competence)の証左となり(Cook & Li, 2016)、バイリンガルのユニークな側面を見ることができる。そこで、本研究では日本語を 母語とする英語ユーザを参加者として、英語の能力によって二つのグループに分け、「手」 「腕」「足」「脚」「頭」「背中」を指す部分の色ぬり実験を行うことで、英語学習・使用が体 の切り分け方になんらかの影響を及ぼしているかどうかを探った。 |
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書誌情報 |
宮崎国際大学教育学部紀要 教育科学論集 号 5, p. 1-12, 発行日 2018-12 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 宮崎国際大学教育学部 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | Miyazaki International College School of Education | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 2188-7896 |