@article{oai:meilib.repo.nii.ac.jp:00000779, author = {安東, 末廣 and 安東, 桃子}, issue = {7}, journal = {宮崎国際大学教育学部紀要 教育科学論集}, month = {Dec}, note = {対象者の特性の推移は、児童生徒では非行と関連する不登校からいじめや不安障害、他者との関係 性維持の困難などによる不登校への変遷が見られる。保護者の特性では、教職員に対する高圧的な対 応が増え、対応に追われる教職員の疲労や不眠といったメンタルな問題が生じている。 支援技法の推移では、来談者中心カウンセリングが主要な技法であることには変わりがないが、多様な支援技法が求められている。不登校や発達障害、対人関係などの問題では認知行動療法、授業中の不適切行動の修正については応用行動分析、発達障害の環境調整ではティーチプログラムの構造化、 個人や集団の緊張開放にはリラクセーション技法、さらに教職員への支援ではコンサルテーションや心理教育が欠かせない。 学校緊急支援も増加傾向にあり、緊急支援時の学校関係者との連携、保護者の支援、教職員の支援、 児童生徒の支援などについて検討した。 教職員の支援では、心理教育を通してコミュニケーションを図りながら職業的努力を尊重し、個々の問題行動への対処については、スクールカウンセラーの専門性より生じる方向性の提示が必要とな る。}, pages = {10--19}, title = {学校カウンセリングの現状と課題 -支援対象や支援方法の多様性の検討-}, year = {2020} }