@article{oai:meilib.repo.nii.ac.jp:02000009, author = {石濵, 博之}, issue = {10}, journal = {宮崎国際大学教育学部紀要 教育科学論集}, month = {Jan}, note = {2017 年(平成29 年)3 月に現行の小学校学習指導要領が告示され、2020 年(令和2 年)4 月から小学校高学年では外国語が教科として導入されている。そして、小学校高学年の外国語では、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力等」、及び「学びに向かう力, 人間性等(主体的に学習に取り組む態度)」の観点に基づき、他教科と同様に観点別評価及び評定を行うことが求められている。また、小学校中学年では外国語活動が必修化されている。そして、小学校中学年では、外国語活動が実施されて「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力等」、及び「学びに向かう力、人間性等(主体的に学習に取り組む態度)」の観点も示されている(文部科学省 2018a , 2018b2018b)。 M県N 市教育委員会の依頼により、1 回限り(100 分間)の外国語(英語)の授業実践を試みた。その事業の名称は、「小・中学生英語力育成事業 定平塾(じょうへいじゅく)」と呼ばれ、毎年夏休みの期間に実施されている。その事業のねらいは、「N 市内小・中学校の児童生徒の英語力向上を図るためには英語に対する興味関心を高める。そのために、ゲーム活動や楽しく会話をするなどの場面設定が極めて大切である。そこで、大学生や留学生との英語での交流をとおして、将来にわたって英語学習への興味・関心の高い児童・生徒の育成に寄与する」ことである。 その事業のねらいに沿って、100 分間にふさわしい指導内容を計画し、指導案を立案した(AppendixⅠ)。その際に、石浜(2000 bb)がA 市で実施した「英会話を親しもう集会Ⅱ」の授業づくりを参考にした。「英会話を親しもう集会Ⅱ」の授業の題目内容は、(11)あいさつ・名前 (22)数・年齢 (33)色 (44)果物 (55)ジェスチャー であった。更に、現在まで教育実践をしてきた中で、児童に好評であった「ごっこ遊び」を採用した。特に、児童は「お寿司屋さんごっこ」(石濵・渡邉 20 13 ; 堀・石濵 20 2020)で主体的に活動したので、その枠組みを参考にした。 子どもに外国語を指導する際、子どものa ttention s pan ss(注意域)は短いために10 分間から15 分間ぐらいの間隔でそれぞれの活動を組み立てるように留意する。それは、S cott, W. A. & Ytreberg, L.H. (19901990)によれば、“Since concentration and at ten tion spans are short, variety is a must - variety of activity, variety of pace, variety of organization, variety of voice. voice.””(pp. 5 66)である。このことは、子どもの集中力や注意力は短いので多様な指導などの必要性を示唆している。そして、授業全体をとおして、それぞれの活動の言語材料が他の活動の言語材料と関連性を持たせるように工夫した。}, pages = {89--103}, title = {各種活動をとおして児童が英語でコミュニケーションする授業づくりー1回限りの指導内容に焦点をあててー}, year = {2024} }